2004年04月01日

とあるフィクション-14(@w荒

それから1ヶ月後。
ヲレはC子とマックでハンバーガーを食べていた。
「来たぞ(@w荒
ヲレは少年を見つけた。
「よし、行こう。作戦開始だ(@w荒
ヲレはC子の背中を押した。

C子が先に出て少年のあとを追う。

寺。
少年は瞑目して悄然と母の墓前に手を合わせている。
「かあさん・・・親父は仕事だってさ。
 俺一人で来たよ。」
今日は少年の母の命日だった。
ヲレはC子に合図を送った。
「Go(@w荒

墓場の入り口に立っていたC子は、ヲレの方に頷き、
少年の方に向かった(@w荒
少年はC子の声に振り返った。
「お前・・・・」
C子は、花を墓に手向けて手を合わせた。
「・・・ご免。私もお花あげたくてついてきちゃった」
C子は静かな声で言った。
いいぞ。
ヲレが教えた通りの台詞だ(@w荒
「・・・」
少年は、感動と疑問で動揺している。
「あれから、私たちの間、変わっちゃったね」
「・・・」
「でも、いいの。
 わたし××(少年の名前)の気持ちよくわかるし」
これもヲレが指示したセリフだ。
つまり、少年は母の死に大きなショックを受け、
対人関係も大きな変化が生じたということだ。
つまり、少年のトラウマを癒す心理的手術を行えば
元の人間関係を復旧する可能性はあるということだ(@w荒
C子は、少年の母親の思い出を語り始める。
「お母さんさ、私が来たときはいっつもピアノ弾かせてたよね。
 お母さん上手いから私いつもいろいろ教えてもらってたよ。
 バイエルの難しいところも教えてもらって」
「・・・そうだったな」
 少年は重い口を開いた。
 かつての楽しいときを思い出しているのだろう。
「ね、少し、歩こ?」
 C子が少年の手を握った。
 
 馬鹿、少し早いよ。 
 トランスへの導入がまだ浅い(@w荒
 指示した通りにやれっつーの(@w荒
 
 「・・・ああ」
 少年はC子と歩きだした。
 歩きだすのはシナリオ通りだが、
 少年の心を誘導するためのステップが幾つか抜けている。
 どうやらC子は少し慌てているようだ。

posted by 東京kitty at 07:11| 東京 ☁| Comment(0) | とあるフィクション(@w荒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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