2004年04月01日

とあるフィクション-12(@w荒

ヲレはC子をウェンディーズに呼びつけた。
「ターゲットに関して極めて重要な情報を入手した(@w荒
C子は目を丸くした。
「重要な情報・・・・?」
ヲレはC子の前にショパンの「Trois nocturnes」の
楽譜を出した。
「君には今日からこれが弾けるようになってもらう(@w荒
「えっ・・・?」
「彼の母上が好んで弾いていた曲だ。
 彼は街でこれをふと聞いてたちどまっていた。
 ずっとだ。
 つまりこの曲は彼の心の奥へ通じる鍵となるものだ。
 君はピアノのレッスンを受けていたと言っていたな?」
「え、・・・ええ。でもこんな難しい曲・・・」
「全部弾けとは言っていない(@w荒
 ヲレは楽譜に赤いペンで印をつけた。
「ここから・・・ここまでだ(@w荒

「それくらいなら・・・なんとかなるかも」
「よろしい(@w荒
ヲレは次にある紙切れを出した。
「これが彼の母上のことだね?(@w荒
それは交通事故についての新聞の切れ端だった。
即死。信号を無視して突っ込んできた乗用車。
「・・・そう」
C子は頷いた。
母親が死んでから、少年は人が変わったようになった。
C子を遠ざけ、別の小学校から上がってきた少女と
付き合うようになったのもそれかららしい。

posted by 東京kitty at 07:08| 東京 ☁| Comment(0) | とあるフィクション(@w荒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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