2004年04月01日

とあるフィクション-11(@w荒

C子が惚れた少年は幼馴染だった(@w荒

二人が同じ公立中学に入ると、
中学の同じ管轄学区で別の小学校から来た少女が
少年の心を掴んだ。

C子は二人を遠くから見つめていた(@w荒

C子の2回の自殺未遂を示す手首の傷を見て
ヲレは決断した(@w荒

池袋。
ヲレは少年と友人の後を歩いていた。
どこからかピアノの音が聞こえ、
少年はそこに突然電気で打たれたように
立ち止まった。
音のする方向を探し、そちらをじっと。
少年の視線の先には楽器店があった。

「ショパンか(@w荒
"Trois nocturnes"だ。
ヲレは夜想曲の完成度が醸し出す心の甘露を
瞬間味わった。

楽器店が宣伝のために流している音楽。
黒いスピーカーが震えながら格調の高い調べを
あたりに広げている。

少年はじっと立ったままだった。
「どうしたんだよ」
少年の友人が尋ねた。

「いや・・・俺の死んだ母親がよく弾いていたんだ・・・」
少年は肩を落として歩き始めた。
 ヲレは少年の心の鍵を手に入れた。
「チャーーンス(@w荒

ヲレは心の中でほくそえんだ(@w荒

posted by 東京kitty at 07:07| 東京 ☁| Comment(0) | とあるフィクション(@w荒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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