2004年04月01日

とあるフィクション-8(@w荒

田舎のバスはそう簡単には発車しない。
先周りして歩いても間に合うかもしれない(@w荒

だが、不確実な選択肢を選択するのは
やはり未熟な者が行うことだ。

尾行の際には、ターゲットを
ちょっとしたことで見失うことも多い。
確実に対象を把捉できる手段を選択しなければならない。

ヲレはバスが出発すると同時にタクシーに乗り込んだ。
「・・・団地まで(@w荒
もし少年が途中で降りることになっても、
「ちょっと途中で用事を思い出したんで」と
言っておりることができる。
なるべく「あのバスを追え」とか「あの車を追え」
などという言葉は使わないのが望ましい。
運転手に余計な不審を覚えさせる必要はない。

ヲレはタクシーの中で世間話のようにその団地のことを訪ねた。
「ふっつーの団地かね?(@w荒
「はい、普通の団地ですよ。」
つまり高級所得者層が住んでいる蓋然性は僅少ということだ。
団地住まいで子弟を東京の私立、それもお坊ちゃん学校に
進ませるのは相当厳しい。
少年の家は、その団地の近辺の住宅地に存在するのだろうと
ヲレは当たりをつけた。
やがて、バスが団地の中の停留所に止まった。
ヲレは釣りなしで運賃を渡し、タクシーを降りた。
尾行する際には、小銭を十分に用意して、
切符やタクシーで釣りをもらう手間を省くことだ。
切符を買う際などに小銭を財布から出す手間を省くには
100円玉を置くポケットと、10円玉を置くポケットを
決めておくとよい。

少年は、ヲレの推測通り団地ではなく別の方向に歩いていく。
ヲレは少年の後を50mほどの間隔を空けて歩く。
やがて少年は一軒の家の中に吸い込まれていった。
2階建て。
まあまあの広さだ。

ヲレは更に歩いてからphsを取り出し、
B子に電話した。
「ヲレだ。
 王子様のお城の位置がわかったよ(@w荒


posted by 東京kitty at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | とあるフィクション(@w荒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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